東京中心の原則に真っ向から背いている私鉄

2011.12.11

東京中心の原則は国鉄だけでなく、私鉄にも適用された。名鉄の中心駅は新名古屋であるが、名古屋本線は豊橋から新岐阜方面を下り、その反対を上りと称している。京阪の本社は大阪にあるが、本線は出町柳方面を上り、淀屋橋方面を下りと言っている。阪急はもっと複雑である。宝塚線と神戸線は、梅田方面を上り、宝塚、三宮方面を下りとしている。ところが、京都線だけは梅田方面を下り、河原町方面を上りにしている。三線が並行する梅田−十三間は、二本の下り電車と一本の上り電車が併走する形になっている。

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これはおそらく、京都線の前身に当たる新京阪鉄道が二八年に開業したときの言い方を踏襲しているためと思われる。確かに梅田の方が宝塚、三宮よりも東京に近く、河原町の方が梅田よりも東京に近いわけだから、原則に一応従っているように見える。だが中には、東京中心の原則に真っ向から背いている私鉄もある。




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